【ブログコンサル事例】200記事書いてもPVが増えない悩みを完全消滅させた5つのカギ

yakitori
コンサル相手は当時5つ年上のお兄さん(ここではTさんとします)。

テーマは釣り。ブログには合計200記事以上積み上がっている。

けれど2年近く運営してきているのに大したPVもなく売上もほぼ上がっていない。(全体のうち95%のブログ運営者が越えられないと言われている『5000円の壁』すら突破できず挫折しかけていた。)

細かいのも合わせれば230記事近く。文章量・内容ともに悪くない。「役に立つ」と呼べるコンテンツが積み上がっている。キーワードも意識している。

けれど、典型的な「そりゃ失敗するだろ」というブログだった

そんなお兄さんにコンサルをすると…、

『ブログを始めた人のうち90%は
3万円すら売上を立てられない』

そんな厳しい世界で、

一般会社員の平均月収くらい売り上がるようになった

 

どうも、らいあんです。

今回は売れるブログに変身させるための5つのカギについて。

 

大きくいうなら絶対に外してはいけないというポイントが5つあると思っています。

それをこれから説明しますので、これからお伝えする成功のカギを元にしながらご自身のブログをいじってみてください。

 

この記事を読み終える頃にはあなたの中の売れるブログやSEOの常識がガラガラと音を立てて崩れているはずです。

僕もこれからあなたにお伝えすることをそのまま実践してファンができたり売上を立てられるようになりました。

なのでいわば『成果を上げた秘訣』をお伝えしていきます。

 

これからブログなどのオウンドメディアを使って人生を変えたいという人にとって極めて重要な話です。

大事なポイントを読み落とさないよう、メモを取りながら真剣にじっくり読み進めてください。

 

とにかくたくさん記事をかけ!」だとか「毎日あちこちブログを訪問してあいさつコメしろ!」などという

何の確証もないフワフワしたアドバイスを語っている「自称ブログコンサル」ではなく「本当に成果を挙げている人たちにとっては当たり前の視点」をお伝えします。

 

あ、あと。

真剣に読む気がないのであれば、今すぐこのページを閉じていただいて構いません。

 

ブログという名前ではあってもビジネスが成立し、事業を立ち上げることができるプラットフォーム。

にも関わらずヘラヘラした態度で鼻くそほじりながら「ふーん、いいこと言ってんね」みたいな人が読んだところで時間の無駄ですから。

では、始めていきます。

ブログのPVが増えないお悩み解決コンサルストーリー

先日、焼き鳥を食べに行っていました。

地元の地鶏をウリにした焼き鳥居酒屋。

 

その時一緒に食べに行っていたのが冒頭の5つ年上のお兄さん。

かれこれ2年以上も釣りブログを運営しているもののPVも売上もイマイチ伸び悩んでいる方でした。

 

ブログの内容も悪くない。キーワードも取り入れている。

その道のプロや専門家と比べても大差ないレベルの「ブログ戦略」を取り入れている勉強熱心なブログ。

にも関わらずイマイチ成果が上がらないという悩み相談でした。

 

 

「ほぉ、これが鶏の希少部位のぼんじりですか。初めて食べました。なかなかいけますね。」

「らいあんさん、食べたことなかったんですか⁉︎ぼんじりってすごいうまいですよね。これがまた日本酒と合うんですよ!」

「Tさんのオススメしてくれる店はいつも美味しすぎます。グルメの天才なんですか?(笑)」

 

なんてワイワイ話をしながら情報発信の話に入っていきました。

 

「…では、Tさん、早速始めていきましょう。

ちなみにご自身のワードプレス開けたりしますか?もしくはTさんのブログのURLを教えて頂いても。

ああ、パソコンわざわざ出さないで大丈夫です。スマホでいいですよ。別に大したことじゃないので。

はい、ありがとうございます。」

 

 

僕はTさんにブログのURLを教えてもらうと、早速スマホで検索してページを開いてみる。

 

 

「このブログですか?よし、OKです。ちょっとブログ見させてもらいますね~。

あぁ、リラックスしてください。そんなに肩肘張らないで大丈夫ですよ。

数分間ちょっと黙るのでお好きに食べててください。はい。」

 

教えてもらったブログをサッサっと指でスクロールしていく。他の記事をタップする。別記事への導線も確認する。

うん。すごく勉強していることがよくわかるブログだ。

 

…数分後、スマホ画面から目を上げる。

するとTさんはスッと真剣な顔つきになり正座に座り直してメモ帳とペンを懐から取り出した。

 

「Tさん、原因が分かりました。多分5つくらい改善すれば普通に売上が上がるようになると思いますので、1つ1つ説明していきますね。」

 

僕はTさんのブログが熱心に戦略を研究したブログなのになぜ売上もアクセスもイマイチなのか

その原因と解決策を伝えていった。

 

第1の鍵「人は検索結果を読まない。0.1秒眺めただけで判断し、読むか読まないかジャッジする」

「ではまず、Tさんご自身で考えてみましょう。ブログで何か検索する時ってキーワードを打ち込みますよね。」

 

「で、そのキーワードから出てきた検索結果の中から目ぼしいものをクリックして読むと思うんです。

じゃあ、その時『この記事を読もう』と決めるのに何か意識してますか?

おそらく特に意識してないですよね。」

 

「そうです。基本的に検索する人は無意識の0.1秒でその記事を読むか読まないかをなんとなく判断してます。無意識なんです。無意識。

なので、検索結果が表示されて0.1秒以内に『読もうかな?』と思ってもらえるようなタイトルでなければそもそもクリックされません。

 

「なので、たとえ記事内容に10時間かけて書いてたところで、タイトルに魅力がないとどれだけキーワードで上位表示されていようがそもそもクリックすらしてもらえません。

 

「検索した人が判断できる材料はタイトルとその下にある詳細文しかありません。検索した人はそこで判断して一瞬で開くかどうか決めています。」

 

「…あまり回りくどい言い方をしても時間がもったいないのでハッキリ言いますね。

がんばって考えたタイトルもあるのは分かるんですが200記事の内9割はつまらないです。クリックしようと思えない。シカトです。

釣り好きの人の視点に立ってみてもあまり魅力を感じないタイトルばかりです。」

 

「で、大事なのはですね。無意識にクリックしてしまうタイトルにするということです。

読むか読まないかを0.1秒で判断されると思ってください。」

 

「たとえばなんですけど、新しい靴とか時計が欲しくなると、やたら周りの人の腕や足元を気にするようになりませんか?

他の人はどんなものをつけているんだろうとか気にし始めますよね。

で、人間は自分が考えていること、自分が興味あるものに関連するものが一瞬で目につくようになる習性があります。

検索結果もほぼここで判断されてるんです。

検索した人の頭の中にある『求めているもの』にマッチしているかどうか?

このなんとなく無意識の一瞬で判断している。

 

「人によっては検索結果を上から順番に読む人もいます。もちろん検索順位が高い方がクリック率も高い。

ですが、ほとんどの人は無意識に良さげなタイトルをクリックして、そこで目的が達成されればもう二度とそのキーワードで検索しません。

その0.1秒の勝負に勝たなければならない。

順位高い方がきっと内容もいいんだろうなと思いつつも『お?』と思わせるタイトルがあったらそっちに引っ張られていく。

画面の向こうにいるのは人間です。なのでその相手に選んでもらえるように工夫することが欠かせません。」

 

 

海外のマーケティング調査によるデータ

  • 1つのサイトへのアクセスは基本的に平均8秒
  • ネットユーザーの79%は文字を読まない

 

「なので、そもそもブログコンテンツのタイトルの時点でシカトされている可能性が極めて高いです。

 

「ただ、逆にいえばそこを改善すれば一瞬でアクセスも流れてくると思います。

検索順位もいくつかのキーワードで10位以内に入っているものもあるみたいですのでこれはすぐ取り組んで効果も出るはずです。」

 

競合もインパクトに欠けるような弱いタイトルが多いので意識できるようになればライバルを差し置いて圧倒的に選ばれるブログになると思います。はい。」

 

「ですのでまず、ブログ記事のタイトルは検索結果が表示されて0.1秒で読むか読まないか判断される。コレを念頭に置いておいてください。

はい、コレ大事なところですので、とりあえずメモしておきましょう。」

 

その後Tさんは少し申し訳なさそうに手をおずおずと挙げながら

「あの、らいあんさん。録音してもいいですか?一言一句聞き逃さずに集中して聴きたいので。」

と言われたので「どうぞどうぞ」と答えた。

 

 

第1の鍵:「人は検索結果を読まない。眺めるだけ。タイトルを眺め、0.1秒の無意識で読むか読まないか判断する。」

  • 検索結果に表示されるブログタイトルは0.1秒の無意識の世界で読むか読まないかを判断される
  • 一瞬で選ばれるタイトルでなければせっかくのアクセスを逃してしまうことになる
  • たとえブログ記事が何十時間もかけて充実させて書いたものであってもタイトルが弱ければ検索した人の目に入ってもスルーされ、文字通り「ネット上に漂うゴミ」と化してしまう

 

→0.1秒で選ばれる魅力的なブログタイトルを作るレシピ(別記事)coming soon…

 

第2の鍵:ブログ記事の冒頭で3秒以内に読み進めるかどうか決定される。

「では、次です。仮にTさんのとあるブログ記事が検索した人にクリックされたとしましょう。

では、それでブログ記事を読んでもらえるでしょうか?

…答えは、NOです。」

 

「ブログ記事のタイトルをクリックされて記事に辿り着いても、まだ『読んでもらえるかどうか』決まっていません。」

 

「検索結果から記事タイトルを見てクリックした。

この時点でもまだ、読むかどうか決まっていません。少しでも気を抜いたらすぐにページを閉じられてしまいます。」

 

「はい。今僕はTさんの記事を開きました。ここでまず目に入るのって何か分かりますか?」

 

僕はスマホを手に取りTさんのブログを検索結果からクリックして開いたページを見せた。

 

「…はい。その通りです。ページを開いてまずブログ記事の冒頭文が目に入りますね。

そもそもこの瞬間、いったいどんな内容が書かれているかなんて気にしていません。

ただこのブログ記事の冒頭が目に入っただけです。

文字が目に映っただけ。

で、ここで「続きを読むかどうかをジャッジ」されます。

厳しいと思われたかもしれませんがこれが『普通』。一般的な感覚です。」

 

ブログの記事タイトルが0.1秒で選ばれているとしたら、記事の冒頭は3秒。ここまで合計3.1秒ですね。

この3.1秒以内に『続きを読んでみようかな』と思ってもらえなければすぐにページを閉じられて、別の人が書いたコンテンツへ去っていきます。

 

「Tさんのブログを見る限り、書き出しを意識されているのはなんとなく分かります。

が、正直読み進めようかどうかを決めるほど強力ではありません。ここで多くの読者が離れていっています。」

 

「正直言わせてもらうと検索結果から記事ページをクリックして、3秒以内に閉じるレベルです。

僕の印象だとTさんの書き出しはただ記事の内容を要約しただけという感じ。

もっと記事の冒頭で『読む理由』を作り出してあげる必要があります。

記事に冒頭文を入れる。その視点自体はすごく大事なんですが、それだけだと読者に選んでもらえません。」

 

「Google AnalyticsとかGoogleサーチコンソールって使ってますか?

はい、ブログのデータやら何やらを見れるツールです。

あ、それですそれ。ちょっと見せてもらってもいいですか?」

 

「はい。これ、先ほど僕が先ほど開いた記事のデータなんですけど、離脱率が90%近くありますよね。しかも読んでもらえている時間は平均で10秒もない。

先ほどのTさんの記事って10秒で読める分量じゃないですよね?

天才レベルの速読プロとかでもないかぎりまず不可能なはずです。」

 

「ということは、先ほどの記事はほとんど『読まれていないまま閉じられている』ということです。

そう。文量があるにも関わらず明らかに滞在時間が短すぎる。つまりまったく読まれていない。

そのほとんどはこの『記事の冒頭文』の時点で離脱しているということです。」

 

「ブログのタイトルはそれほど強力ではない。

それでもたまたまクリックしてくれた人はこの『記事の冒頭』を目にしてから10秒以内にページを閉じているということですから。

これは個人的な感覚ですが文章量が多いにも関わらず『滞在時間が1分にも満たない&離脱率80%を超えている』のは危険信号です。

それだと『ほぼ読まれていない』と判断していいです。

 

「その原因は記事タイトルにあるのか、記事の冒頭文にあるのか、そもそも記事の切り口にあるのかはその時点では判断しかねますが、全体的に『読まれてすらいない』ということです。」

 

「そうです。Googleサーチコンソールのデータはこうやって使っていくんです。

データが出せれば何が原因なのかというのに対してデータを基に仮説を立てられます。あとは仮説に沿って修正して試してみて効果が出れば、仮説が合っていたということですから。

なのでそもそもGoogleAnalyticsとかGoogleサーチコンソールを導入していない人は当てずっぽうで改善するしかないということです。

それだとぶっちゃけ無理ゲーです。原因がわからないのに対処なんて考えようもありませんから。

その点、Tさんはしっかり勉強されているようなので大丈夫だと思います。」

 

「なので検索してくれた人から記事タイトル選考してもらえたら次の大きな壁は『記事の冒頭』ということです。すなわち、記事をクリックしていちばん最初に目に入る部分。

ページを開いていちばん最初に目に入るポイントで読み手に『違うな』と一瞬で判断されればページを即閉じられます。

なので正直な話、先ほどのTさんの記事は読まれてなくて納得できるレベルです。正直、読みたいと思えませんでしたから。

内容の質ももちろんなんですが『読みたいと思えなかった』というのが実は重要だったりします。

僕たちはあれこれ考えつつも結局は感情で読むかどうか決めてるんですよ。

 

「…Tさん。どうでしょうか?ここまでお伝えした2点だけでもかなりブログアクセスが改善されるはずです。

というのもですね、そもそも世の中にあるブログの9割くらいはマトモに読まれてすらいないからです。ただ眺められているだけ。

サッサッと指でスクロールだけされ、ほとんど読まれることすらなく3秒で閉じられているのが世の中の大半のブログです。」

 

「なのでここまでお伝えしてきたような『読もうと決めてもらうための工夫』がないとそもそも内容にどれだけ自信を持っていようが読まれません。

ブログを書いた人が巨乳でくびれのあるスタイル抜群の有名グラビアアイドルだったとしたら『昨日、ビーチで撮影がありました!たのしかったです!』みたいな日記記事でも読まれます。

そこに写真でも貼り付けておけば1分でも2分でも読まれるわけです。その場合は眺める、が近いかもしれませんけど(笑)。」

 

「とにかく、僕らは無名なわけです。相手からすれば『そもそもお前は誰なんだ?お前になんて興味ねーよ』って思われてます。

なので個人の場合はまったくちがいます。そもそも興味をまったく持たれていない。いつページを閉じられてもおかしくないということ。」

 

「この『そもそもお前に興味もないし、お前の話を読みたいとも思ってない』という前提が念頭にないと『まともに読んですらもらえないブログ』ができあがります。

どれだけ大量に記事を書こうが、ページを開かれたとしても即閉じられて終了します。」

 

「あれです。ナンパで考えてみてください。女性ナンパしたことあります?

『いいな』と思った女性に声かけてもほとんど『チラッ』と一瞬だけコチラに視線を向けられてシカトされるのがほとんどです。ガンスルーです。フルシカト。それが『普通』なんです。

ブログもそれと同じです。『最初の数秒間』にほぼすべてがかかっていると思っておいてください。この数秒間の戦いに勝てない限りそもそもマトモにブログを開いてもらえませんから。

 

第2の鍵「ブログ記事の冒頭で3秒以内に読み進めるかどうか決定される」

  • 記事の冒頭文は記事タイトルの次に重要。(記事を書く力のうち8割はタイトルと冒頭に力を入れていいレベル
  • ここで「読む必要ない」と判断されればページを閉じられてしまう
  • 重要なのは記事を開いてパッと目につく瞬間から3秒で無意識に読むか読まないかをジャッジされているということ
  • 滞在時間が1分を切っている、離脱率が80%以上は危険信号(「読まれていない」と判断すべき)
  • ブログ記事の冒頭はすなわちナンパの声かけである。ここで興味をひけなければガン無視、シカト、存在すら認知されない。

→読者をグイグイ引きつける強力なブログの書き出しの書き方(別記事)coming soon…

 

 

第3の鍵「記事の見出しは『読み進めてもらえる可能性』を握る命綱」

「どうでしょうか?ここまでお伝えしたことを要約すれば記事タイトルも、ブログの冒頭文も、読み手の頭の中では『まだそもそも読むかどうかすらマトモに決まっていない段階』だということです。

ここで読まれると思ってはいけない。

『気を抜くなよ?一瞬でページ閉じるぞ?』

と思われる意識で書いている。それが結果を上げている人たちが意識している普通です。

Tさん自身検索する時もおそらくそうだと思います。

同じように無意識に記事タイトルを選んで、記事の冒頭をチラッと見て判断している。」

 

「で、次です。次に大事なのは記事の見出し、もしくは強調されている部分です。

Tさんの場合はキレイに情報を整理されているので見出しの方が大事になってくると思います。はい。見出しが大切です。」

 

キーワードを打ち込んで検索した人は0.1秒で気になった記事タイトルを判断してクリックし、冒頭文を3秒眺めた後、次はどうするか?」

 

 

最初から順番に読むか?

そんなわけないですよね。

どうするかというと、ザーーーーーーーッと記事全体をスクロールするんです。

少し専門的な言い方をすればスキャニングって言われてます。スキャンです。スキャンして文章をななめ読みしている。

 

「記事を指でザーーーーっとスクロールして目に入った部分をなんとなく眺め、『この中身は求めている内容かどうか』をジャッジしてます。

で、そのお眼鏡にかなわなければページを閉じられます。」

 

「読み手はヒマじゃない。読み手は忙しい。

そんな忙しい中、わざわざキーワードを打ち込んで検索している。

それに一瞬で答える必要がある。」

 

「はい。厳しいと思いますよね。

でも、これを僕もTさんもそれを『毎日検索する側』で当たり前のようにやっているんですよ。」

 

「別にブログだけじゃないです。

YouTubeの動画でもサムネイルとタイトルで一瞬で『見るかどうか』を判断してます。

インスタグラムもそうです。パッと見の第一印象で『好きかどうか』を判断している。その時間は1秒ですらないわけです。」

 

「動画であれば冒頭数十秒の間に『続きを見るかどうか』を判断してます。

たとえそれが全体で30分の動画だろうが冒頭の『数十秒』で見るかどうか判断されているわけです。」

 

「ネット上で選ばれるコンテンツになるにはとにかく最初。最初が肝心。

最初に目に入る部分で手を抜くとまず見向きされません。

ファーストインパクトを残せるかどうかが重要。極めて大事。

 

「と、少し話がそれましたね。見出しの話です。」

 

「先ほど記事の冒頭まで辿り着いた読者は記事をザーーーーッとスクロールするとお伝えしました。

このザーーーーッと指でスクロールする間。この一瞬の間に『お、読んでみようかな』と思ってもらえなければ、ページを閉じられます。

はい。ここで重要なのは指でスクロールする間に読んでもらえるように判断してもらうこと。」

 

「で、何で見出しが大事かというとですね。それが目立っている文字だからです。他と浮き出て見えている文字だから目に入ります。」

 

「ザッとページをスクロールされる一瞬。その一瞬の間に目に入ってくる文字をピックアップしている。

特に目に入るのが見出しの文字。」

 

「目になんとなく入ってくる文字を見て『読もうかな』と判断してもらえなければ本文はまずマトモに読んでもらえません。」

 

「別に見出しじゃなくても同じです。目立つ文字、気になった文字を読み手は目に入れます。」

 

「なので、基本的に見出し、もしくは目立たせている文字が読み手にとって『自分に関係ないなコレは』とジャッジされればページを閉じられます。

 

「なので、普段から記事を書く時からですね、見出しを読ませる工夫をした方がいいです。

ぶっちゃけ見出しがある程度基準を満たしていれば多少読んでもらえます。

たとえ文章のセンスがなくても『今の自分にとって必要かも』と判断されれば目を通してもらえるので。」

 

「なので、見出し、もしくは目立たせる文字は読み手が思わず目を留めてしまうものにすること。」

 

「これ意識できていないとどれだけ丁寧な文章で、情報を網羅して、懇切丁寧に解説していてもまともに読んでもらえません。」

 

「長くてつまらん文章だな、と判断されます。」

 

「というわけで、ここまでお伝えした

①記事タイトル、②記事の冒頭、③記事の見出しは

あるキーワードで検索してきた人があなたのコンテンツを読むかどうかを無意識に判断する三大要素』だと思っておいてください。

ここがダメならすべてダメ。

それぐらい大事です。」

 

第3の鍵「記事の見出しは『読み進めてもらえるかどうか』を握る命綱

 

  • 読者は最初から順番に読まない。指でザーーーーッとスクロールする。
  • ザーーーーッとスクロールして目に入る文字で『読み進めるかどうか』をなんとなく決定する
  • 一瞬でスクロールし目に入る目立つ文字で『自分には関係ないな』と判断されればページを閉じられる。
  • コンテンツを読まれるかどうか無意識に判断される3大要素①記事タイトル、②記事の冒頭、③見出し(目立つ文字)

 

読者に目を留めてもらうための強力な見出しの作り方→(別記事)Coming Soon…

 

 

第4の鍵:本文を読まれるか読み飛ばされるかが決まる原因は「WIIFM」にある。

「はい、ここまでで①記事タイトル、②記事の冒頭、③記事の見出し&目立つ文章で『読んでみようかな』と読み手は判断してくれます。」

 

「勘違いしてはいけませんよ。ここまでの段階でもまだ『ふーん、読んでみようかな』くらいです。『読むぞ』ではないんです。」

 

「じゃあここからは本文をじっくり読んでもらえるか?一文一文丁寧に読んでもらえるか?

これまた答えはNOです。

もうなんとなくわかってきたと思います。

なぜなら読み手が求めているのは文字ではなくて欲しい情報だからです。

当たり前のことかもしれませんが、コレがすごい大事です。」

 

「たとえば今Tさんが僕の話に耳を傾けてくださっているのって別に僕の話がおもしろいからじゃないですよね?

ぶっちゃけ僕は自分のことを話下手だと思ってます。それにおそらくその辺の人に今Tさんにしているような話をしても『なんだお前、意味不明な話をしやがって』と思われてシカトされます。

でもなぜ今Tさんは僕の話に耳を傾けているのか…?

ちょっと考えてみてください。」

 

「はい。答えは『自分にとって得のある話だから』です。得がある。利益がある。メリットがある。

つまりは『話を聞いた方が自分に得があるぞ。だから聞いておこう』と思ってるわけです。」

 

「なぜなら、ブログを改善してアクセスやPVを増やせば、もしかしたらファンができるかもしれない、

ブログからもっと大きな利益が上がるかもしれない。

そうすれば自分で売上を立てられるようになり、独立して自由な暮らしが叶うかもしれない。

そういう『得』のために話を聞いているわけです。」

 

「なのでもし僕がいきなり『最近食べたスイーツが美味しかった話』とかしたところで一瞬で話を聞くのをやめるわけです。

聞いてはいるけど聞いていない。

聞いたフリ、みたいになります。これは誰でもそうなります。」

 

「で、何が言いたいかというと。普段から読み手の聞きたい話をしていますか?ということです。」

 

「読ませていただいた本文、ちょこちょこ個性的で面白いなと思う部分もあります。

が、正直な話、自語りしていてひとりでブツブツ喋っているだけのイメージです。」

 

「当たり前なんですけど、ひとりごとになんて誰も耳傾けませんよね。

有名人とかすごい人だったらひとりごとにも価値が生まれるかもしれませんが。僕らは違うわけで。」

 

「なので常に文章を考えながら頭の中で『読み手に関係ある&メリットのある話』をする意識が重要になるということです。

読み手が関心のある話をする。読み手が聞き続けてくれるように書くこと。

 

「僕も今、こうして話している間も頭の中では『どうやったら興味を持ち続けてもらえるだろうか?』を脳をフル回転させて話をしています。」

 

「これを海外では「WIIFM」って言います。

「What is in it for me?」です。

訳すと「それはいったい俺にどう関係あるんだ?」と思いながら文章を読んでいるということです。」

 

『その話を聞いてオレにいったい何の得があるんだ?』

コレが常に読み手の頭の中にあります。

「関係ないな」とか「つまらんな」と思われた瞬間ページを閉じられます。」

 

「なので、本文を書くにせよなんにせよ『読み手の得は何か』というのを意識できるといいですね。」

 

読み手はどんな情報を求めているのか、どんな話を聞いたら喜ぶだろうか、どんな言い方をしたらわかりやすいと思ってもらえるだろうか?

 

そんな風に『読み手がどうやったら読み進めてくれるだろうか?』と考える。」

 

「最初のうちはなかなか難しいと思います。

なので、書いた文章を読み直してみるといいですよ。できれば極力、読み手に近い形で。」

 

「実際にGoogle検索結から順番にタイトル、記事の冒頭、見出し、といった感じに自分の記事を読んでみるといいと思います。」

 

「で、その時にイマイチだと感じたらその3倍読み手はイマイチだと思っていると考えていいです。」

 

「で、自分で読者の視点に立って記事を見直すと『ここが分かりにくいな』とか『ここはいらないな』とか『自分だったらここで読むのをやめるな』みたいなポイントが見えてきます。

そういう箇所を徹底的に排除していきましょう。

 

書いているときはまったく分からないですけど、自分で読み直すと見えてくるので。コレは是非試してみてください。」

 

第4の鍵「本文を読み飛ばされるかどうか決めるのは『WIIFM』である」

  • 「WIIFM」とはすなわち読み手にメリットのある話。
  • 読み手は常に自分にメリットのある話、自分に関係する話が聞きたい。
  • たとえ本文を読む気になった段階でも興味がなくなった瞬間、読むのをやめ、即ページを閉じられる。なぜなら読者が文章を読む理由は「自分にとって関係のある内容」だから。
  • 読み手の視点に立って改めて文章を見直せば「改善した方がいい部分」が自然と見えてくる
  • 読み手の視点に立って考える方法読み手と同じように検索し、記事を開き、記事をザーーーーッとスクロールすれば良い

 

  • 読み手にとって得のある文章とは何か?(別記事)
  • 読み手に価値のあるコンテンツを考える思考法(別記事)
  • 読まれる文章に含まれる3大要素。(別記事)

Coming Soon…

 

第5の鍵「読み手にとって価値あるコンテンツ」を生み出すためには?

「Tさん、どうでしょうか?

ここまでお伝えしてきたようなことを普段から当たり前のように意識できれば少なくとも

『ネット上に存在する95%くらいのマトモに読んですらもらえず3秒以内に閉じられるつまらないブログを抜け出して、

上位5%側の読み手が興味を持ってブログの記事ページを開き、ある程度読み進めてもらえるブログ』になることができますよね。」

 

「まず少なくとも一定のPVが集まるようになるはずです。滞在時間も伸びて、離脱率も下がってくるはずです。」

 

「大事なのは『読み手はそもそも読む気がない。読みたいと思ってない。いつでもページを閉じる準備はできている』ということです。

親指でスマホ画面をスッとスライドしただけでページを閉じれます。いつでもそれができるんです。」

 

「ですが、その『読まれない、興味を持たれてない』を前提に考えておけばガラッと反応が変わってきます。」

 

「ブログにファンができて『いつも勉強になります」とか「タメになるコンテンツをありがとうございます」といったリアルな反応が届くようになります。」

 

「くどいようですが、世の中のほとんどのブログはまずまともに読まれてません。

なんとなくページを開かれて、だいたい10秒、長くても20秒以内に閉じられているだけです。」

 

「多分、自分の行動を動画にして観察してみたらよくわかると思います。

マジでまともにほとんどのブログを読んでません。

YouTubeの動画ですらも一瞬で閉じたり開いたりを繰り返してます。」

 

「で、どこかのタイミングで1つのコンテンツをじーーーーーっくりと読んだり見たりしている。

僕たちはその『選ばれた上位5%のコンテンツ』にならなければならない。」

 

「一度、スマホ画面を録画する機能とか使って自分がどうやってページを読み進めているかとか観察してみるとおもしろいですよ。」

 

「『え?それ本当に読めてるの?』みたいなスピードでページを開いたり閉じたり、別の記事へ飛んだりしてますから。

で、たまにクリーンヒットした記事をじーーーーっくり読んでますから。」

 

そのじーーーーーっくりと読まれるコンテンツがTさんのコンテンツなら、もう一生コンテンツビジネスで食っていけるレベルです。

企業コンサルに入って利益を上げて報酬数百万でもいいレベルですね。

魑魅魍魎・有象無象の中から選ばれるコンテンツを作成できるということですから。」

 

「と、少し話が脱線しました。

5つ目の視点はコンテンツを読み手にとって価値あるものにするということです。

コレはちょっと長くなりそうですから、いったん焼き鳥とお酒を楽しみましょう。

はい、録音はいったん止めて大丈夫ですよ。」

 

 

…そんなわけで、地鶏の焼き鳥とおいしい地酒に舌鼓を打ちながらあれこれおしゃべりしました。

 

その後、Tさんはメキメキブログを上達させていき

「釣り」という超ニッチなテーマブログで平均的な一般会社員くらいの売上が上がるようになりました、とさ。

 

おしまいっ

 

  • 日常のあらゆるネタを読み手にとって価値あるコンテンツに錬成する思考法

Coming Soon…

 

ブログのPVが増えない悩みの本質=「読者視点に立ててない」

ここまであれこれお伝えしてきました。本質はコレです。

相談を受けたほとんどのパターンでも本当にコレばっかり。

 

「世のほとんどの売れない情報発信者はそもそも読者の視点に立てていない」

 

本当にコレ。SEOがとか、実績がとか、文章のセンスが、とかそういうお話ですらない。

そもそも大前提を見落としています。

 

「そのブログ、いったい何のために書いてるの?」ということ。

 

それ、いったい誰のどんな価値になるの?

 

それが自己満足なら別にそれでいいんですよ。読まれようが読まれなかろうがどうでもいい。

 

が、仮にもブログで食っていきたいとか収益を上げられるようになりたいのに自己満足でテキトーにリサーチして、テキトーに集めた情報をごちゃごちゃまとめて、、、

 

…そんな素人がグチャグチャ作った「いちごのショートケーキラーメン」みたいなクソまずそうな料理、薄っぺらい情報のWikipediaに誰が興味を持つでしょうか?

 

それで集めたPVで多少アドセンスクリックしてもらえて収益は上がるかもしれません。

でもそんなマトモに読まれすらしないブログに存在価値があるでしょうか?

僕は個人的にそう思います。

 

そもそもそれって「あなた」である必要、ある?

 

どっか別の似たような人がテキトーに情報を拾ってきてそれをパパーっとまとめたら良くないでしょうか?

 

もしくは機械に任せてガチャガチャやらせて、それをAIにブン投げて読める文章に整理してもらえれば人間がやる必要すらなくなるかもしれません。

 

「もう人間の仕事はAIに取って代わられる時代が来ています。」

とか言っておきながら…

 

その人自身が別に機械でもできそうなレベルの「どっかからかき集めてきた情報をテキトーに焼き回しているだけ」の情報発信をしているのを見て

「多分、次にロボットに仕事を奪われるのは、あなたのような人でしょうね」

と老婆心ながら思ってしまいます。

 

「今やっていることはもしかするとロボットにすべて奪われるかもしれない」

そう考えただけでゾッとします。

 

なので僕は「ロボットには取って替わられないように」考え続けます。

知識投資して学びまくります。

仮設して検証して経験値を積み重ねていきます。

そうやってテストしまくります。

 

それが唯一、凡人が天才マーケターになる道だからです。

 

「テスト!テスト!テスト!あなたのゴールはテストし続け、よりパフォーマンスの高いシステムと戦略を見つけることだ。」

 

「小さなテストを繰り返せば、誰でも事実上マーケティングの天才になれる」

ジェイ・エイブラハム

(2000年に米フォーブスがコンサルタントのトップ5に選出したマーケター)

PS.,

ここまで長い文章を読んでいただきありがとうございました。

少しでも学びになる点があれば嬉しいです。

今回の内容はおそらくその辺のブログコンサルでフツーに数万円払って教わるレベルの内容です。

それでも正直小手先のテクニックレベルのお話なんですが…。

 

ただ、すぐ取り入れて変化が起きるような内容ばかりです。

 

ただし。

「いいこと知った」だけで終わるのは本当にもったいない。

 

なので、もう一度だけ読んでみませんか?

で、たったひとつでいいんです。

たったひとつ「実行できそうなもの」があればそれをメモして即実践してみませんか?

 

あと、この記事を何度も読み直せば「有名でもない一般ブログなのに食っていけるレベルに売上が上がっている秘密」が分かってくるはずです。

 

是非ブックマークしておいて、困った時は何度も読み返してみてください。

声に出して音読してみてください。

 

PPS. あと正直、僕自身何か立ち止まりそうになった時はこの記事で書いたことに立ち返っています。

P.P.P.S

このコンテンツは正直思いつきで書き始めました。

完成まで大体3時間くらい。

細かいミスとか読みやすさのために推敲やらにわりとこだわったので合計5時間ぐらいですかね。

こういうコンテンツ、価値あるコンテンツの提供が当たり前にできるようになってくれば、普通にブログ1個、下手すればブログ記事1本書くだけで売上を立てられるようになります。

そういうコンテンツビジネスの思考に興味ある人はメルマガに登録しておいてください。

コチラからどうぞ。

 

『ブログだろうがなんだろうが画面の向こうにいるのは常に人間。

その相手の視点に立って考える。

そうしてようやく『どうすれば価値になるコンテンツになるのか』が見えてくる。』

by らいあん

 

学んで行動して、本質的に売れるメディアを構築していきましょう。

では、ここまで長文をお読みいただきありがとうございました。

 

ABOUTこの記事をかいた人

1日14時間労働、休みなしで28日間ぶっ続けで働く鬼ブラック環境に揉まれた先で勢いで決行した旅先の景色に心が震えるほど感動し号泣。そこから旅する生き方を模索し始める。場所にも時間にも縛られずPC1台で働く生き方に憧れ起業。

お金・知識・人脈ゼロから起業し、趣味、学習系、健康系、コンプレックス系問わずオウンドメディアを構築し独自コンテンツ販売経験あり。(趣味からスタートした1つのメディアではありがたいことにメルマガ読者3000人突破。)

知り合いからは「お前はロマンチストとリアリストの2面性を持った凡人の顔した狂人」と言われる。

理想の生き方は「旅するモノ書き」

旅して景色を見て世界が広がるような刺激を受けたり、カフェでコーヒ片手にのんびり読書するのが至福の時間。己の頭に投資した知識をフル活用してビジネスの成果が出たり、現実が変わり始める瞬間はアドレナリンドバドバ。

飛行機に乗って海外旅行先に到着する頃に6万円の報酬通知で飛行機代がペイされているのを見た時、自分の中の労働価値観が完全に崩壊する。

Webマーケティングの相談を受けた人たちからは「らいあんさん個人のブログとかはやってないんですか?メルマガ書いてほしいです!というか書いてください!」と急かされ続けるも散々渋る。

ようやく重い腰を上げ、個人が自由な人生を手に入れるための知識や戦略をブログ・メルマガで配信中。

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