「本気で成功したい?」口先だけの中途半端野郎になってないか?

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 今からある話をしよう。

この話を聞いてその通りに実行すれば、君は成功することができるだろう。

学業、金銭面、人間関係でもあらゆる分野において成功ができる。

今から言う3つのことを常に意識すれば、ね。

 

…ある若い男がいた。

そいつはお金を稼ぎたかった。

 

そしてとある師匠のもとへ訪れる。

その男は師匠に向かって

「あなたと同じレベルになりたい」

と言った。

 

すると師匠はこう言った。

『もし私と同じレベルになりたいのなら、明日の朝、ビーチに来なさい』

と。

 

若い男は朝4時にビーチに着いた。

やる気も十分。

スーツだってバッチリキマっている

だが、水着を着てくるべきだったのかもしれない…。

 

師匠である老人は、男の手を掴みこう言った。

『なぁ、成功したい気持ちはどれくらいなんだ?』

『本気で成功したい!』

『分かった。なら海の方へ来なさい。』

 

そして老人は先に海に入って行く。

腰の高さまで水で浸かっていた。

 

その時男は思った。

(この老人は狂っているんじゃないか?俺はお金を稼ぎたいんだ。泳ぎ方を学びに来たわけじゃない。ライフガードになりたいわけでもない。)

 

そして老人は言った。

『もっと奥へ来なさい』

男は言われるがまま奥へと向かった。

そして水面が肩の辺りまで来た。

(やっぱりこの老人は狂ってる。お金は稼いでいるかもしれないが、狂ってるんだ。)

 

老人はまた言った。

『もっと奥へ来なさい』

もっと奥へ向かうと水面は口の辺りまで来ていた。

(もう戻ろう。この老人は狂ってる。)

 

男が呆れて戻ろうとすると老人は言った。

『お前は、成功したいんじゃなかったのか?』

『あぁ、成功したいさ!』

『なら、もっと奥へ来い』

そして男が奥へ進んだ瞬間、老人はその男の頭を押さえつけ水の中に沈めた。

男は暴れて水をかき、老人を蹴り飛ばして必死に抵抗しようとした。

だが、それでも老人は男の頭を押さえ続けた。

 

…男が気絶しそうになる寸前、老人は男の頭から手を離した。

『今、お前は何をしたかった?』

『息をしたかった!』

『今、お前が息をしたいと思ったのと同じぐらい強く「成功したい!」と思えた時に初めて成功できるんだ』

 

溺れそうになって『息をしたい』と思うぐらい強く『成功したい』と思えなければ成功できない。

あなたは喘息の発作が起きるとどうなるか知っているだろうか?

喘息の発作が起きると急に呼吸が浅くなって息苦しくなる。

 

その時、あなたは息をすること以外なにも考えられなくなる。

大好きなバスケットボールの試合なんて気にならない。

見ていたテレビ番組なんてどうでもよくなる。

友達との電話なんて気にならない。

 

パーティー中だったとしても考えることはただ一つ。

「ただ、息がしたい」

と思うことだけだ。

 

もし、あなたがそのレベルまで行けたのなら、

「息をしたい」と思うのと同じぐらい強く「成功したい」と思えたのならそこで初めて成功できる。

 

あなたに言いたいこと。

それは。

あなたは本気で成功したいと思っていない

ということだ。

 

「勝ちたい、成功したい」なんて口では言うけれど、実際のところそこまで強くそう思っていない。

ただなんとなく「そうなれたらいいな」と思っているだけだ。

中途半端なんだよ。

 

勝つこと・成功することよりも遊ぶことの方が大事に思っているんだ。

カッコつける余裕もなくなるほど本気で「成功したい」だなんて思っていない。

 

「もし本気で成功したいと思うのならば、睡眠時間すらも喜んで犠牲にするような覚悟が必要なんだ。」

あなたはきっと成功することよりも寝ることのほうが好きなんだよ。

僕があなたたちに伝えたいことの2つ目。

それは「睡眠に甘えるな」ということ。

成功するための時間を捻出するために1日2、3時間しか寝れないこともある。

 

本気で成功したいと思うのなら時には3日間眠らずに努力する必要だってあるかもしれない。

 

なぜならその時の君は、

成功するためなら「睡眠なんていらない」

と理解しているはずだから。

 

本気で成功したいのなら、これを継続し続けなければならない。

毎日、毎日、心の底から「成功したいんだ」と強烈に求めなければならない。

成功することを優先するあまりにご飯を食べることすら忘れるほどにね。

 

かつてビヨンセはこう言った。

『私は映画の撮影中、セットの中で撮影に没頭して食事も取らないまま気がつくと3日が経っていました』

と。

 

彼女は何よりも成功することを優先していたからだ。

 

忘れもしない。

50セントというラッパー映画の撮影中、私は彼について調べていた。

彼はこう言っていた。

「僕は自分の撮影以外の時間はすべてCD作成に費やしています』

と。

するとスタッフはこう聞いた。

「いったいいつ寝てるんですか?」

と。

すると彼はこう言った。

「寝るだって?それはすべて諦めたヤツがするもんだろ?」

「僕は寝ないよ」

「僕は今、自分の夢を実現するチャンスの目の前にいるんだからね」

 

もしかしたら、辛い練習を乗り越えてきて、もうたくさん傷ついてきているはずだ。

「だったら結果が出るまで突き進んでみろよ。成功するまで絶対に諦めるな。」

僕は君たちにこれを伝えたくて話をしたんだ。

 

頑張って努力してご褒美をもらえたらどんなに喜んだっていいさ。

飛び上がったっていいし、宙返りしてもいい。

だけどよく聞いてほしい。

それだと一生成功できないよ。

 

だって何かご褒美がなきゃ自分から努力もできないってことだからだ。

そう考えているうちは一生成功できないままだ。

そうではなくて胸張ってこう言えるようになろう。

 

『ご褒美も金もいらない。俺は来たくてここまできたんだ』

と。

 

 

以上は、海外のコーチがセミナーで語った話です。

僕はこの話を何十回も読みました。

 

読むたびに「まだまだ自分は本気になれてないな」と甘さを実感していました。

 

「本気」とは例外のない状態のことを言います。

他に選択肢がなくなるレベル。

 

時間がないから、今日は疲れているから、明日やれば時間があるから、今は忙しいから、そういう気分じゃないから、まだ準備ができていないから、もっといい選択肢があるかもしれないから、という言い訳すらも浮かんでこない状態が『本気』です。

 

この状態になって行動し始めた瞬間、音を立てて現実が変わり始めます。

 

例外を一切許さない覚悟が決まった瞬間にようやく『あぁ、今までは本気じゃなかったんだ』と気付けます。

 

あなたはどうでしょうか?

 

『本気』になって動けていますか?

ABOUTこの記事をかいた人

1日14時間労働、休みなしで28日間ぶっ続けで働く鬼ブラック環境に揉まれた先で勢いで決行した旅先の景色に心が震えるほど感動し号泣。そこから旅する生き方を模索し始める。場所にも時間にも縛られずPC1台で働く生き方に憧れ起業。

お金・知識・人脈ゼロから起業し、趣味、学習系、健康系、コンプレックス系問わずオウンドメディアを構築し独自コンテンツ販売経験あり。(趣味からスタートした1つのメディアではありがたいことにメルマガ読者3000人突破。)

知り合いからは「お前はロマンチストとリアリストの2面性を持った凡人の顔した狂人」と言われる。

理想の生き方は「旅するモノ書き」

旅して景色を見て世界が広がるような刺激を受けたり、カフェでコーヒ片手にのんびり読書するのが至福の時間。己の頭に投資した知識をフル活用してビジネスの成果が出たり、現実が変わり始める瞬間はアドレナリンドバドバ。

飛行機に乗って海外旅行先に到着する頃に6万円の報酬通知で飛行機代がペイされているのを見た時、自分の中の労働価値観が完全に崩壊する。

Webマーケティングの相談を受けた人たちからは「らいあんさん個人のブログとかはやってないんですか?メルマガ書いてほしいです!というか書いてください!」と急かされ続けるも散々渋る。

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