手段の目的化の危険性。頑張りどころを間違うとすべて失うよ…?

person using phone and laptop

どうも、らいあんです。

結果出したいのに無駄なことばかりに気を取られているとどんどん成功は遠ざかるという話をします。

 

コレ、「自分は関係ない」と思っている人ほど気づかないうちにハマってしまっているので本当に注意。

 

WEBコンテンツビジネスで自由なライフスタイルを手にしたい。

そのために眠たい目を擦って努力して。

もしそれが「結果につながらない努力の浪費」だったら…。

 

気づかないうちに時間も努力もお金もドブに捨て続けていたとしたら恐ろしい、という話をします。

 

手段が目的化するとビジネスが破綻する危険アリ

手段が目的化すると結果が出なくなります。変化が起きなくなります。

なので、当然成功しなくなっていきますし、うまくいかない自分を責めてさらに自己嫌悪になって心が折れていきます…。

 

うるさい目覚ましに2度と起こされずに済むライフスタイルのための基本のキ。

結果が出ない時って「やるべきこと」に力が注ぎこめていない時。

ここを見落としているとビジネスも余裕で破滅します。

 

それについて先日ちょっとした経験をしました。

 

ガトーショコラをウリにしている個人経営店をUbereats

先日、滞在先の京都のホテルで、外に出るのがめんどくさくなってUber eatsでガトーショコラを頼んだんです。

脳に糖分が欲しかった。

あと、スマホでUbereatsのアプリを眺めていたらたまたま美味しそうなガトーショコラの画像が目に入って「うまそう」って思ったからです。

 

ガトーショコラをウリにしている個人経営のスイーツ店っぽかったので早速注文。

ちょっと気になって頼んでみたスイーツ店のガトーショコラ。

ワクワクしながら待っていました。

 

ホテルのフロントで配達員から受け取った商品の袋の中を覗いてみるとキャンペーンやら冊子やらなんやらがゴチャゴチャついてきました。

 

ラッピングは透明のプラスチックトレー。

まぁ、あれです。

夏祭りの屋台でよく焼きそばを入れるアレです。

 

ココまではまぁ許容範囲。

 

これまで世界各地でUbereatsを使ってきたのでよくわかりますが、まだUbereatsを取り入れたばかりのお店はラッピングは割と雑なことが多いので気にしません。

 

ただ、ゴチャゴチャと広告やらビラが入っていてラッピングも割とテキトー。

 

なんとなくその時点で「ん?」と違和感を感じていました。

 

「いやいや、きっとこれはガトーショコラにめちゃくちゃ力を入れているからだろう…だって人気のフードですって書いてあったし!」

 

ともう一度思い直して部屋へ戻って早速ひと口つまみました。

 

…食べてみるとこれがなんとも言えない味。

 

頭の中で「???」という感じ。

ルフィのこんな感じの表情をしていました。

出典:ONE PIECE 尾田栄一郎

 

見た目はどこからどう見てもガトーショコラ。

なのに食べてもまったく甘さを感じない。

かといってココアやビターチョコレートの苦味もない。

不思議な感じでしたね。

何を食べているのか自分でもよくわからない。

 

本来ならほろ苦のココア&甘々なチョコ&生クリームというスイーツ好きにはたまらない材料を使っているはずなのに味がしない。

 

思わず自分は味覚を失ったんじゃないかと思って手元にあったカラムーチョを食べましたが大丈夫でした。

いつも通りのピリ辛ウマのスナック菓子でした。

 

僕はもう味がイマイチなガトーショコラのそのひと口で気分がガクッと落ちたわけです。

コーヒーも用意していたのでそれを片手にかきこみましたけど。

もう2度と頼まないと思います。

 

で、ココからが大事な話。

 

典型的なすぐ潰れるタイプの飲食店だと断言できる理由。

 

力の入れどころを完全にミスって自ら売れない地獄ルートへと突き進んでいるからです。

 

チラシやらLINEクーポン?やらでごちゃごちゃ宣伝に力を入れているのはよく分かったんですけど、まぁいちばん大事なとこを見落としてますよね。

「ガトーショコラの味」です。

 

お客は何を求めているかと言われれば「美味しいスイーツ」を食べたいだけです。それだけ。

別にクーポンも宣伝も欲しくないしいらないしゴミ箱行きだし紙資源のムダです。

 

ただひとつ「甘いガトーショコラで糖分補給したかった」だけです。

なんというか、典型的なすぐ消えていくタイプのビジネスを目の前で実感させられてちょっとしんみりした気持ちになってしまいました。

 

で、現代だとインターネットでこういうリアルな声が評価につながっていくわけですよ。

コレがたまたま作った人が材料の分量を間違っていて、僕がアンラッキーにもそれを引いてしまった、とかであることを祈ります。

僕だけなら別にいいんですよ。こうしてネタにできていますし。

 

けれどわざわざパッとしないガトーショコラを宣伝しまくっても気分悪くなる人が増えるだけですからね。

それって自ら悪評を広めているのと変わらないわけですよ。

 

どこかのタイミングで直接声を聞いて改善することを祈るばかりです…。

 

個人経営っぽかったのできっと長年の夢とかだったと思うんですよ。

なのに味ひとつで終わるのは絶対にまずい。

何年、何千時間、何百万かけたのかはわからないけれど、確実に本人の夢とかだと思うんです。

 

それらがすべて「たった1つのシンプルな見落とし」ですべてパーになるなんて悲しすぎる。

そんな夢を「味」だけで潰したら間違いなく後悔します。

しかももしこれに気づかないままだったら…。

 

…何が原因なのかすらもよく把握できないまま店をたたむことになると思いますね。

 

もし僕がこのお店にコンサルに入るとしたら間違いなくレシピを見直してもらうところから開始します。

アンケートのお礼にクーポンとかお願いしておいて。

ポジティブな評価もネガティブな評価も冷静に受け止めてもらいます。

 

で、まずレシピを改善してもらうところから始めますね。

で、改善したらまずテスト。

 

他のメニューを頼んでもらった時にひと口サイズのガトーショコラを別の容器に入れてソッと混ぜておく。

 

で、こういう手紙を入れておく。

 

 

「こちらは注文ミスではございません。

現在私共が熱意を込めて研究&試作中のガトーショコラです。

よければ食後のコーヒーや紅茶と一緒にいかがでしょうか?

実は何を隠そう私自身、大のスイーツ好きでございます。

甘いもので疲れた1日を癒してくれる幸せのひと時をより一層味わってもらえるような、そんなスイーツをお届けできればなと考えております。

もし感想いただけましたら次回から利用可能な特別クーポンもプレゼントさせていただいておりますのでよろしければ味の感想をひとことでもいただけると幸いです。

頂いた声を参考にさせていただきまして、ひと口入れれば思わず笑顔がこぼれるような、そんなスイーツをお届けしていくための貴重なアドバイスにさせていただきたいのです。」

 

とかソッと添えておけばいいんですよ。

 

同じスイーツ好きの人だったら

「えっ、そうなの!?だったらちょっとお手伝いだけでもしようかな…どうせガトーショコラのついでだし…」

と感想をくれる可能性が上がるはず。

 

ひと口サイズとかでいいからとにかく試作品を味わってもらう。

こんなの最初は無料でいい。

で、感想をもらった人にお礼を忘れない。

 

なのでですね、このお店は間違いなく「手段が目的化」してます。

チラシがどうとか小手先のマーケティングを考えている場合じゃないんですよ。

売り文句を考えるとか、マーケティングを考えるとか、戦略がうんぬんですらない。

完全にお客を舐めたガトーショコラの味をまず改善する。

ココからようやくスタートです。

あれこれゴチャゴチャ取り組むのはその後。

 

僕も自分でスイーツを作って女性に振る舞うこととかあるのでよく分かるんですよ。

普通にレシピ通りに作れば美味しく仕上がるはず。

そんな素人に毛が生えた僕ですら分かるレベルの不味さでしたから。

まずいとかじゃないです。
味がしませんでした。

 

もしこれが「ガトーショコラが食べたくて注文した女性」だったらもっと厳しいと思いますよ。とかアドバイスしますね。

 

スイーツのお店なのにウリにしているガトーショコラの味に手を抜く。

ココへの意識が欠けているだけで一体どれだけの経済的損失を被っているかというと。

ほんのちょっとレシピを変えるだけでガラッと変わるのに…と思ってしまいました。

 

多分、僕は金を積まれてもこのガトーショコラは宣伝しないです。

逆に少しでも「お?」と思う要素があったら知り合いに宣伝していたかもしれません。

「京都に来たときにココのガトーショコラ食べてみ、うまいから」

って軽くオススメすると思いますよ。

 

こうして本質からズレたお店やビジネスは消えていくのが宿命です。

 

いわば「ガトーショコラを宣伝するという手段」が目的になっているわけです。

これが手段が目的化してしまう危険性です。

 

本来ならちょっとした工夫でビジネスを存続できたかもしれないのに、余計な枝葉末節に気を取られて肝心なことを見落として破滅するパターン。

 

そもそも「お客さんは何を求めているのか?」という本質からズレまくっている。

そりゃ、いくら宣伝したところで売れないわな、になってしまう。

「とにかく宣伝しなきゃ」という手段が目的化していった先に待つのは破滅です。

危険とかいうレベルですらない。破滅。ビジネスの破綻。経営困難。オワリ。

 

なので僕自身いつも「本質からズレたことやってないか?」と気にかけてコンテンツを作成しています。

コンテンツを作るたびに「今自分は何のためにコンテンツ書いてるんだ?」と問いかけながらコンテンツ書いてます。

「読み手にインパクトを与えるため」とかですね。

 

目的からズレた手段なんて無意味な時間と努力とお金の浪費に過ぎないですからね。

本来の目的とズレまくった手段が目的になってるのって人生の浪費です。浪費。

まだダラダラとYouTube見てた方が気分もリラックスして生産的かもしれません。

 

儲からない作業ばかりに手を出せば当然成功は遠くなっていく

例えば僕がやっているような、パソコン1台で自由なライフスタイルを成り立たせる生き方の骨格になるのは「コンテンツ」です。

ココがほぼすべての成果を決定します。

いわば、収益をほぼほぼ決定づけるポイントですね。

 

WEBビジネスで言えばすべて「コンテンツ」で判断されます。

ここの質の如何によって自由になれるか一生叶わないかが決定します。

 

で、結果が出なくて立ち止まってしまっている時って大体利益に繋がらないことをやっているのが多いんですよ。

 

僕も少し前にこの泥沼にハマっていました。

たとえばこれ、

 

▼利益に直結はしないけれどやったほうがいいかもしれないことリスト

  • 書籍からのインプット
  • 競合リサーチ
  • アイデアを書き出す
  • 寝て思考をスッキリさせる
  • 街をブラブラして外部の新鮮な刺激を受ける
  • ビジネスアイデアを見つけたりする
  • スタバで読書してインプット
  • オーディオブックやセミナー音声を聞く

これらをたとえ何万時間やったところで利益には直接影響しません。くらやっても人生変わりません。なぜなら結果に直結していないから。

 

典型的なのがノウハウコレクターですね。

まさに上記で挙げたようなことしかやってないのでいつまで経っても人生が変わらないと嘆いて挫折して消えます。

 

▼結果に直結するのはコレ

書く or 喋る

これだけ。

 

まとめると「コンテンツを書く」ことがWEBビジネスを動かす原動力なわけです。

ココが進まないと現実が変わらない。

にもかかわらずドツボにハマっていました。

 

いや、ハマっていたと言ってもほんの数十分前の話だったんですけどね。

 

ガトーショコラで落ち込んだ気分をどうコンテンツにしようか?と考えていて、下手すればアイデアだけで終わってしまうところでした。危ない危ない。

 

「だったら、このガトーショコラのお店を改善するなら?」と考えたコンテンツはどうだろう?と思い立った瞬間からこうして執筆し始めました。

ここまでほぼノンストップです。

 

そこに気づいたときにスパーンとスッキリしましたね。

あ、ズレてる。修正しなきゃ、と。

 

なので、いかにして「結果に直結するアクション」につなげるのかがすごく大事です。

危うくアイデアを考えただけで終わってしまうところでした。

 

「最終的な目的を考えたとき、果たして今やっていることは目的に直結しているのか?」

コレを常に問いかけ直す必要があります。

コレを俯瞰して考えなければなりません。

 

手段が目的化する危険を回避する思考法

手段が目的化してしまってしまう危険を回避する方法はひとつ。

立ち直って考え直すことです。

「目標としているものに向かって結果に直結するものはなんだろう…?」

と問いかける思考。

 

WEBのコンテンツビジネスで収益を上げられるようになりたいなら?

そのすべての土台であるコンテンツの作成スキルを磨いて実践しまくって伸ばしていくだけです。

 

書いて書いて書いて書いて書いて書いて書いて、

書いて修正、書いて修正、

書いて反省、書いて反省。

 

コレをひたすら繰り返していくだけです。

 

すごくシンプルじゃないですか?

で、これをバカになって全力でやれば、マジで一瞬で結果が出ますから。

ダマされたと思ってやってみてください。

人生がマジで変わっていきますから。

 

コンテンツビジネスで言えば成果を左右するのは「魅力的なコンテンツ」を作ることに心血を注ぐことです。

そしてそれを届けるためにブログに投稿したり、メルマガを書いたり、YouTubeに動画を投稿したりしまくる。

 

ココの土台がしっかりして来ればあなたのビジネスはすべて回り始めます。

 

逆に言えばココから目を背けていつまでもノウハウを集めたり情報を集めたり本を読んだりセミナーに参加したところで人生は大して変わらないということですね。

 

…で、いつからこういう思考ができるようになったんだろう…?

と思い返せば、グレッグマキューン著の「エッセンシャル思考」を読んでからです。

この本の内容を結論から言えば

「結果を出すために
最も重要なポイントにのみ力を注ぎ、
マッハスピードで人生を変える」

ための考え方です。

 

いわば

「やらないでいいこと」をすべて切り捨て、

「最優先でやるべきたった1つのアクション」

に全精力を込める。

 

 

この本の中にあるイラストがそれを物語っています。

©️エッセンシャル思考

やらないでいいことを斬り捨て、
やるべきことにあらゆる時間をブチ込む。

それによって最速で結果が出て
あっという間に人生が変わる。

 

それによって最高速度のマッハスピードで成果を出すための思考がこの本にはまとめられています。

 

端的に言えば「結果に直結する本質を見抜いて、一点集中によって最速で成果を挙げるための思考法」ということですね。

 

読んでみれば分かるんですけど

「…あぁ、だから仕事ができる人たちとか出世する人たちとか急激に成果を挙げる人たちってこういう考え方をしているのか」

と勉強になります。

 

僕はよく知人にオススメしています。ぜひ読んでみてください。

 

P.S.

あと、再度いっておきますけど、結果出したいなら「結果に直結すること」をやらなきゃダメですよ。

ココまで読んでくれたあなたならもうお分かりだとは思いますが、本を読むことは「結果に直結」はしてないですからね。

あくまでそれを分かった上で読みましょう。

では。

ABOUTこの記事をかいた人

1日14時間労働、休みなしで28日間ぶっ続けで働く鬼ブラック環境に揉まれた先で勢いで決行した旅先の景色に心が震えるほど感動し号泣。そこから旅する生き方を模索し始める。場所にも時間にも縛られずPC1台で働く生き方に憧れ起業。

お金・知識・人脈ゼロから起業し、趣味、学習系、健康系、コンプレックス系問わずオウンドメディアを構築し独自コンテンツ販売経験あり。(趣味からスタートした1つのメディアではありがたいことにメルマガ読者3000人突破。)

知り合いからは「お前はロマンチストとリアリストの2面性を持った凡人の顔した狂人」と言われる。

理想の生き方は「旅するモノ書き」

旅して景色を見て世界が広がるような刺激を受けたり、カフェでコーヒ片手にのんびり読書するのが至福の時間。己の頭に投資した知識をフル活用してビジネスの成果が出たり、現実が変わり始める瞬間はアドレナリンドバドバ。

飛行機に乗って海外旅行先に到着する頃に6万円の報酬通知で飛行機代がペイされているのを見た時、自分の中の労働価値観が完全に崩壊する。

Webマーケティングの相談を受けた人たちからは「らいあんさん個人のブログとかはやってないんですか?メルマガ書いてほしいです!というか書いてください!」と急かされ続けるも散々渋る。

ようやく重い腰を上げ、個人が自由な人生を手に入れるための知識や戦略をブログ・メルマガで配信中。

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