ニューヨークでアパレルデザイナーとして生きる友人の基準値が「100%成功不可避レベル」だった話

fashionable

どうも、らいあんです。

僕の友人に、ハワイ生まれで現在ニューヨークでアパレルデザイナーとして活躍している女性がいます。

彼女とは、飲食業で汗水垂らして働いているときに出会いました。

 

職場にパリコレモデルみたいな個性的な格好で出勤していたので初対面の時のインパクトが強烈でした。

日本人はまず着ないようなド派手な原色カラーのファッション。

スタイルがいいからどっかの芸能人がお忍びでやってきたのかと思ったぐらいです。

 

で、彼女は日本に和服とか日本の着物の文化を学びに来ていました。

 

「昔の日本人は布1枚で着物を完成させてファッションを確立してるとかイカれてる!」

って感動してました。

 

日本語も英語もどちらもペラペラ。

いつも彼女とは英語で話したり日本語で話したりしながらやり取りしてました。

僕自身、日本の和服とかが好きで夏はよく甚兵衛を好んで着て過ごしています。

そういう話とかすると「見せて!!」とか言われて和服について話したりしていたのがすごく懐かしいです。

 

で、何の話がしたいかというと「仕事の基準」についての話。

「ここまでやればそりゃ人生成功するよな」という成功する努力の基準値の話。

 

彼女の目標は自身のアパレルブランドを立ち上げること。

特に、自分に似合う服がなかなかなくて困っている「痩せてはいるけれど、イマイチスタイルの決まらない人」向けのいわゆるマイノリティー向けのアパレル。

彼女自身が過去に苦労したことをキッカケにそういう人向けの服を提供できるようなデザイナーになりたい、と。

 

彼女は365日ずっと服について考えていました。

もちろん息抜きもあったとは思います。

が、とにかく志への意識が高すぎる。

 

ある時「いつも仕事終わってから何してんの〜?」みたいな話になった時にスケッチブックに服のデザイン描いてると。

で、部屋の写真を見せてもらうと、

本棚にギッチリスケッチブックがパンパンに詰まっていて全部服のデザインについて描いたやつと言ってました。

買った服の写真や、雑誌で気になった服のデータとか、ありとあらゆる情報をそのスケッチブックに収めている、と。

スケッチブックのことを「わたしの宝物」とはにかみながら幸せそうに話してくれたのが印象的でしたね。

 

で、何より毎日必ず最低1アイデアは服のデザインを構想している。

 

あなたはご存知かもしれませんが、パブロ・ピカソは世界で最も有名な芸術家として知られています。

がそれと同時に世界一の作品数を誇る芸術家だと言われています。

最も多作な芸術家としてギネス記録に残っているほど。

 

ピカソは生涯で約15万点の作品を残しています。

正しい数字を言えば、147800点。

 

とんでもない数字に聞こえますが不可能ではありません。

 

 

1日10枚絵を描いたとして、それを毎日続けると

1年 365日×10枚 =3650

10年 3650×10年 =36500

これを40年間続けると大体ピカソ並みの作品数になります。

 

1日10作品を40年間休まず継続すればピカソ並みのレベル。

 

ある意味彼女はそれを服のデザインで実行していました。

 

彼女の部屋を見せてもらったこともあるんですが、部屋には服飾の道具や材料、生地の切れ端が散らばっていました。

年頃の女の子の部屋というよりは、ファッションデザイナーのアトリエみたいな感じです。

なんというか「あぁ、こりゃ成功するだろうな」としか思えなかったんですよ。

 

まだ彼女は名声を得られたわけではありませんが、ニューヨークのファッションデザイン学校に通っている時から、その業界の人たちに一目置かれていたそうです。

実際に仕事を頼まれたりしたこともあるとか。

 

見る人が見れば多分わかるんでしょうね。

「あ、これは成功するやつだ」と。

 

で、僕自身まだまだだなと感じたわけです。

彼女が毎日のように服のデザインを構想しているように、僕の仕事っていうのはある意味「書く」だけ完結しているわけです。

 

書いて書いて書いて書きまくる。

コンテンツを打ち出していって、価値提供をする職業。

 

今でこそ書けるようになりましたが、最初はまぁ書けない。

書けないというより、書きたくない。

 どうやったら価値提供につながるようなコンテンツになるのか。

それが完璧に分かったわけではないのにわざわざショボいのに発信する意味がわからない。

そうやってずっと先延ばし先延ばししていたんです。

 

けど、いざ勢いでやってみたらどうでもよくなりました。

「やればやるほど勝手に上達するんだから、別に今完璧じゃなくて良くないか?」と。

最終的に完璧に近づいていけばいいわけで。

 未完成の彫刻を少しずつ彫っていき、人生を通じて完成させていくようにすればいいじゃないか、と。

で、やればやるほど一生かけても無理かもしれないと分かってきています。

世界にどっぷりと入って初めて、上のレベルがどれだけ遠いか思い知らされています。

 

それでもやり続ける。

ただやり続ける。

 

なのでですね、もしこれを読んでいるあなたが「今はまだ自分には実力がないから」と後回しにしていることがあれば今から始めましょう。

 

パブロ・ピカソにも作品数0の時代は確かにあったわけです。

それでも書き続けたからこそ後世に偉大な名を残したように。

やってみなければ成長しません。

 

あと、ぶっちゃけ誰も気にしちゃいません。

過程なんて見てくれる人はまずいないですから。

結局、「結果」だけで判断されます。

 

その「輝かしい結果」だけをみてほとんどの人は「あいつは才能があった」だとか「センスがあった」だとかヤーヤー言うわけです。

 

イチローが毎日素振りしていたなんて誰も信じないですよ。

やっていたんだろうけれど、血のにじむほどやっていたとは思わない。

 

イチロー自身も「人に努力を見られたくないし見せたくもなかった」とどこかのインタビューで語ってましたね。

 

でも、結局努力と行動のみが人生を動かします。

むしろそれ以外何もない。

 

情報発信なら、文章を書かなければ一歩も前に進みません。

喋らなければ、誰にも届くことはありません。

 

そこに手を抜いて途中でやめた人は大体消えていくのがこの世界です。

将来が見えなくなったのか、やりたくなくなったのか、やる気がしなくなったのか。

 

それぞれあれこれ理由はあるとは思いますけど。

 

「書く手を止めた」というのは確かです。

歩みを止めるというのはいちばんカンタンですからね。

 

僕自身、文章を書くのをやめそうになったときはいつもアメリカの精鋭部隊ネイビーシールズの「ギブアップの鐘」を頭に思い浮かべます。

厳しい訓練、鍛錬をいつでもやめられる鐘がいつも彼らの目の前にあるんです。

 

そのベルに触って音を鳴らせば血反吐を吐き散らすような訓練とオサラバできる。

 

けど、一度でも鳴らせばもう一生戻れない。

 途中であきらめた負け犬の烙印がそこで押される。

手を止めればそこですべて終わってしまう。

 

そういう意識で勉強し続けていますし、行動し続けています。

特にインターネットを利用したビジネスなんてリスクはあってないようなもの。

やめようと思えばいつだってやめられます。

だから大半の人は続かなくて当然だと思います。

 

1ヶ月5000円の壁を越えれば上位10%の世界だって言われてますからね。

 

誰にも止められることはありませんし、気にもされない。

気分でやめられる。

 

やめようと思えばいつでもやめられるような甘ちゃんばかりの世界だからこそ、

続けられる人たちは常識はずれの生き方を手にできるんだと思います。

気合いと根性はバカにはできません。

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

1日14時間労働、休みなしで28日間ぶっ続けで働く鬼ブラック環境に揉まれた先で勢いで決行した旅先の景色に心が震えるほど感動し号泣。そこから旅する生き方を模索し始める。場所にも時間にも縛られずPC1台で働く生き方に憧れ起業。

お金・知識・人脈ゼロから起業し、趣味、学習系、健康系、コンプレックス系問わずオウンドメディアを構築し独自コンテンツ販売経験あり。(趣味からスタートした1つのメディアではありがたいことにメルマガ読者3000人突破。)

知り合いからは「お前はロマンチストとリアリストの2面性を持った凡人の顔した狂人」と言われる。

理想の生き方は「旅するモノ書き」

旅して景色を見て世界が広がるような刺激を受けたり、カフェでコーヒ片手にのんびり読書するのが至福の時間。己の頭に投資した知識をフル活用してビジネスの成果が出たり、現実が変わり始める瞬間はアドレナリンドバドバ。

飛行機に乗って海外旅行先に到着する頃に6万円の報酬通知で飛行機代がペイされているのを見た時、自分の中の労働価値観が完全に崩壊する。

Webマーケティングの相談を受けた人たちからは「らいあんさん個人のブログとかはやってないんですか?メルマガ書いてほしいです!というか書いてください!」と急かされ続けるも散々渋る。

ようやく重い腰を上げ、個人が自由な人生を手に入れるための知識や戦略をブログ・メルマガで配信中。

【もっと詳しく僕のことを知りたい人はココをクリック】