どうも、らいあんです。
オーストラリアのシドニーの街中を歩き回ってブラブラしていた時、通りの先にあった建設途中の骨組みが轟音を立てて崩れ落ちたことがあります。
砂煙がもうもうと立ち上がり、鉄パイプやら何やらがガランガランと爆音を立てながら道路にまで転がり、ガラスが周辺に飛び散り、周辺にいた人も騒然となっていました。
実は僕は直前までそこを通って行く予定だったんですよ。危うく死ぬとこでした。
なのでもうあと数分、いや数秒先にそこに辿り着いていれば足のひとつやふたつが使い物にならなくなっていたかもしれませんでした…。
というか今こうして文章を書く人生など送っていなかったかもしれません。
己の不幸を嘆きながら酒に溺れ、毎日グチを吐いていたかもしれません。
足を骨折して医者から「これは腐ってしまうから切断だね」と言われ足を失い、車イス生活が始まり、リハビリ生活が始まり、
「なんで自分がこんな目に遭わなきゃいけないんだ!!」
と理不尽な人生を呪ってしまうようになって。
せっかくの海外の旅が人生のドン底に向かっていたかもしれませんでした。
というとんでもないシドニー旅行になる可能性すらありました。
あのままもし少しでも早く歩いていたら間違いなく五体満足ではいられなかったと思います。
こういうのを「ラッキー」っていうんだと思いましたね。
ただラッキーで命拾いできただけです。
本当にただのマグレ。
ああいう時に『OH MY GOSH!』って叫ぶんでしょうね。
…何の話か分からなくなりましたね。
人生変えられる人とそうでない人がいる理由
人生にはコントロール不可能なことがあります。
例えば生まれた瞬間から家族が貧乏というのは変えられない事実です。
僕自身、ずっと家族の貧乏がコンプレックスでした。
それが原因で友達と遊びに行くことすら躊躇うようになって孤独になったこともあります。
マックに買い食いに行く人たちを見てキラキラした憧れを持っていたくらいでしたから。
けれどコントロール可能なものを徹底的に動かすからこそ、人生は変動していきます。
「人生は変えられない。運命は決まっている。」
と不平不満グチをつぶやきTwitterや TikTok、YouTubeでヒマを潰して週末の休みのために平日を費やしている人もいれば、
「人生は変えられる。未来は可能性に満ち溢れている。」と挑戦に挑戦を重ね、自分が望む生き方を実現する人もいるわけです。
“本当にコントロール不可能なことは、人生のおよそ2%程度だろう。残り98%の問題はコントロール可能だ。”
Jay Abraham
フォーブズによってアメリカでトップ5の経営コンサルタントに選出された彼は、「マーケティングの天才」「伝説のマーケター」とも評されています。
これまで465の幅広い業種、7000社以上をコンサルティングし、企業にもたらした利益価値は9700億円以上。
彼の語る『人生の98%の問題はコントロール可能だ』には深淵な意味があると思います。
例えば、誰にも指図されずに、独立して仕事を完全にコントロールするライフスタイルを送りたいという願望。
ある意味それを狂気的に求めて来て今の僕があります。
自分の生み出した価値を通じて、誰かの人生に0.1%でもいいから人生の衝撃を与えていきたい。
そういうこだわりがあります。
こういうモノ書き的なライフスタイルは、文章がお金に変わるだけではなくて自主性を確保できることも魅力です。
好きな場所でMacBookを開き、好きな時間に、自由に仕事ができるというライフスタイル。
時には、海の見えるコテージやカフェで波の音に耳を傾けながら執筆したり。
ある時は、空港のラウンジでのんびり執筆をしてみたり。
ある時は、ホテルに3日間ぐらいこもってカンヅメスタイルで全力でコンテンツを作成したり。
僕が好きなのはスタバで執筆するライフスタイルですね、やっぱり。
そうは言っても以前はかなり己を酷使していました。
朝の4時に目覚ましに叩き起こされ、5時過ぎには家を出て始発直後の電車に乗って職場へ向かってました。
で、終業時刻は22時を過ぎていたり。
あと、シフトがひどい時は満員電車ですし詰めにされてギュウギュウになりながら職場へ向かっていました。
乗るたびに「こんなことをこれから何十年も続けていくのか…」と想像してそのたびに気が狂いそうでしたね。
というか、もう狂っていたのかもしれません。
イギリスの心理学者の研究によるとラッシュ時の満員電車のストレスは、これから死地に赴く戦闘機パイロット並みのストレス負荷がかかっているそうです。
人が通勤ラッシュ時に乗る満員電車のストレスは臨戦体制に入った戦闘機のパイロットや機動隊の隊員よりも高く、ジェットコースターが落下する寸前の2倍以上と試算される。
なのでメンタルとか精神力のタフさには割と自信があります。たまに心が折れたりもしますけど。「お前は肝っ玉が据わってる」とよく言われてました。
とにかく牢獄の中の囚人みたいな日々を抜け出したかった。
うるさい目覚ましに起こされることがなくなり、太陽の光をたっぷり浴びて、海を見ながら、自然を目にしながら、パソコン1台で働けるようになって。
まず感じたことは「生きた心地がする」ってことでした。
…あなたもこういう生き方を送ってみませんか?